窓ガラスの種類と失敗しない選び方をご紹介します!
家づくりの際に窓ガラス選びを後回しにしていませんか。
窓ガラスには、さまざまな種類があり、目的にあわせた窓ガラスを選ぶことで、暮らしが快適になるでしょう。
そこで今回は、窓ガラスの種類とお部屋ごとにどの窓ガラスが適切なのかをご紹介します。
□窓ガラスにはどんな種類がある?
住宅に使われる窓ガラスには様々な種類があり、それぞれの特徴があります。
そこで、一般的に使われている窓ガラスの種類をご紹介します。
1つ目は、フロート板ガラスです。
住宅の窓ガラスとして使われることが多く、フラットで滑らかな窓です。
表面がフラットであるため、優れた透視性と採光が得られます。
2つ目は、型板ガラスです。
浴室やドア、室内の仕切りに使われることが多く、ガラスに刻んだ模様があるのが特徴です。
模様があることによって、光の入り方が緩やかになり、視線をシャットアウトできます。
そのため、プライバシー面で不安のある場所に使われることが多いです。
3つ目は、すり板ガラスです。
すり板ガラスは別名を曇りガラスと言い、ガラスの表面に砂をあてた加工を施しているため不透明であることが特徴です。
型板ガラスと同様にプライバシーの確保を目的とした使用が多いです。
ただし、加工された面が水に濡れると透明になってしまうので注意が必要です。
4つ目は、網入り板ガラスです。
ガラスの中に金属製の網が入っているため、防火性能や飛散防止性能が高いです。
災害の際に火の延焼を防いでくれる他、ガラスが割れた場合には破片が飛散しにくいので、防災目的で設置されることが多いです。
5つ目は、複層ガラスです。
これは、2枚のガラスの間に中間層がある二重構造の窓ガラスです。
複層ガラスには、断熱性・防犯性・結露予防などさまざまな効果があります。
□失敗しないために用途にあった窓ガラスを選ぼう!
ここまでは窓ガラスの種類についてご紹介しました。
それぞれの窓ガラスの特徴を掴んで、その部屋に合った窓ガラスを選ぶと快適に暮らせるでしょう。
そこで、お部屋ごとに重視したいポイントを押さえた窓ガラスの選び方を紹介します。
家族と多くの時間を過ごすリビングには、型板ガラスがおすすめです。
リラックスしたり、趣味の時間を楽しんだりする空間であるリビングは、道路に面していることも多く、外に人が通ると視線が気になるでしょう。
プライバシーの確保が重要なリビングでは型板ガラスが最も適していると言えるでしょう。
寝室や脱衣所には、複層ガラスがおすすめです。
寝室では遮音性が期待でき、脱衣所では結露予防が期待できることから複層ガラスが最も適しています。
寝室と脱衣所でもプライバシーを確保したいと考えている方は、乳白色のシートを貼ることで解決できるので覚えておきましょう。
□まとめ
お部屋ごとに何を重視したいかを考慮して窓ガラスを選ぶことで、快適で不自由のない暮らしが実現できます。
当社では、大切な家が周りの人の視線が気になって暮らしにくい、ということがないようにお客様のライフスタイルに合ったプランをご提案いたします。
家づくりやリフォームについてご不明な点がありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。