高気密高断熱の家における冬の室温はどれくらい?実例と暖かさの原因を紹介します!

高気密高断熱の住宅では、暖かく快適に過ごせるとよく言われます。
では、なぜそのような快適な室温を保てるのでしょうか。
今回は、高気密高断熱の住宅における冬の室温について実例を用いて紹介し、暖かさの原因についても紹介します。
寒い地域での注文住宅をご検討中の方は、是非ご一読ください。

□高気密高断熱の住宅における冬の室温について

ここでは、高気密高断熱の住宅における冬の室温について紹介するために、実例を用います。
具体的には、木造2階建ての延床面積が30坪の住宅における冬の室温について紹介します。

こちらの住宅は、ある冬の日において、外の気温がマイナス1度の日がありました。
このように、過度に寒い日でも、こちらの住宅ではエアコンの設定温度が22度ほどで十分であると住民の方がおっしゃっています。

また、2階で暖房を22度に設定すると、1階は何の暖房器具を使わずとも、1階の気温を18度ほどで保てます。
さらに、暖房を一切使わずとも、室温を14度から16度の間で保てます。
このように、高気密高断熱の住宅では、過度に暖房を使わなくとも、室内の温度を暖かい状態で保てます。

□高気密高断熱の住宅における冬の室温はなぜ快適なのか

高気密高断熱の住宅では、寒い冬でも快適に過ごせることを具体的な数値を用いて紹介しました。
では、なぜそれほど暖かい温度を保てるのでしょうか。

それは、高気密高断熱の住宅では、体感温度を暖かく感じる構造になっており、表面温度を高く保てるからです。

体感温度は、表面温度と室温を足して2で割ると算出できます。
この式に含まれる表面温度を高く保てることに、暖かさの原因があります。

具体例を用いて紹介します。
例えば、AとBの住宅があるとして、Aの表面温度は10度、Bの表面温度は20度であるとします。
また、AとBの住宅は、ともに室温が20度であるとします。
その場合、それぞれの住宅における体感温度は、Aの場合は、体感温度は15度、Bの場合は、体感温度は20度です。

このように、表面温度の違いは、体感温度の違いにつながります。
そのため、表面温度を高く保てる高気密高断熱の住宅では、暖かく快適に過ごせます。
寒い地域での注文住宅をご検討中の方は、是非「断熱性」や「気密性」を高めることをご検討ください。

□まとめ

今回は、高気密高断熱の住宅における冬の室温の実例と、暖かさの原因について紹介しました。
暖かく快適に過ごすためには、暖房を使用して、室温を高めることも大切ですが、それと同じように、断熱材等を使用して表面温度を高めることも大切です。
注文住宅をご検討中の方は、是非お気軽に当社までご相談ください。

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