北海道の家の屋根の特徴について紹介します!

北海道の住宅地を見渡したとき、少し違和感はございませんか。
実は、北海道の家の屋根にはある特徴があります。
今回は、北海道の家の屋根の特徴について紹介します。

□北海道において無落雪屋根が増えた理由について

北海道において、無落雪屋根を備えた家は非常に多くあります。
無落雪屋根とは、雪を自然処理してくれる屋根のことです。

そのような屋根が増えた背景には、屋根からの転落事故の多発があります。
北海道のような雪国では、屋根の上に雪が積もることは日常茶飯事です。
そのため、屋根に積もった雪を下ろす作業が必要になりますが、その際の転落事故が問題視されており、解決策として無落雪屋根の導入がありました。
無落雪屋根は、屋根に積もった雪を自然処理してくれるため、屋根の上の雪を下ろす作業が不要になるため、転落事故の減少につながります。

□北海道でよく採用されている屋根とその特徴について

無落雪屋根には、いくつかの種類があることに加えて、無落雪屋根以外にも、雪対策のための屋根は多く存在します。
ここでは、北海道でよく採用されている屋根と特徴について紹介します。

1つ目は、ダクト式屋根です。
この屋根には、ダクトが設置されており、そこから雨水や排水が、建物内を通して排出されます。
屋根に設置されたダクトを通して、屋根の上に積もった雪を処理するため、家の周囲が住宅や建物で囲まれていても、積雪の処理が可能です。
また、見た目が真四角であるという特徴もあるため、この屋根を見て北海道や東北などの雪国を連想される方も多いかもしれません。

2つ目は、片屋根です。
この屋根は、傾斜が片方のみに流れるものです。
その傾斜を活用して、積雪を自然処理してくれます。

ただ、屋根の上の屋根を地面に落とすため、周りに建物がある場合、この屋根は不向きな可能性があります。
落雪してもいいスペースが確保されている場合に、採用されていることが多いです。

また、建物の断熱が不十分な場合、この屋根にはつららが出来やすいため、断熱対策には注意が必要です。
つららは季節を感じさせる側面がありますが、非常に危険であるため、片屋根を採用する際は、断熱材を取り入れることや、外壁塗装をすることなど、断熱対策を考慮しましょう。

□まとめ

今回は、北海道の家の屋根の特徴について紹介しました。
雪国ならではの「除雪問題」を効率的に解決するためには、屋根にこだわりを持つことが必要です。
当社は、夢をかなえる家づくりを目指しております。
注文住宅をご検討中の方は、是非お気軽に当社までお声がけください。

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