平屋のメリット・デメリットについて解説!

日本の文化の1つでもある「平屋」に、憧れを持つ方もいらっしゃるでしょう。。
今では、和風モダンなデザインからシックなものまで様々な平屋があります。
今回の記事では、そんな平屋のメリットとデメリットを紹介していきます。

□平屋のメリットとは?

平屋のメリットは、大きく5つあります。

1つ目は、生活動線や家事動線が効率的なことです。
上下の運動が無いため、家事動線や生活動線が効率的になります。
間取りを考える時も、平面移動だけなので簡単にデザインできるでしょう。

2つ目は、家族とのコミュニケーションが取りやすいことです。
全ての部屋が1階にあるので、家族の存在を感じて生活できます。
各部屋へ行くのにリビングを通るような設計にすると、自然と顔をあわせてコミュニケーションを取れるでしょう。

3つ目は、構造が安定しており、広いワンフロアも実現可能なことです。
2階が無く高さが低いと、構造的に安定して耐久性も上がります。
2階を支える壁や柱も不要なため、自由に間取りを取れるでしょう。
広いワンフロアにしたり、天井を高くしたり、平屋ならではのゆったりとした空間を造ることが可能です。

4つ目は、メンテナンスなどの費用が抑えやすいことです。
入居後に必須になるメンテナンスですが、平屋の場合は2階が無いため、外壁の修繕時の足場が減ったり、コストが抑えられたりします。

5つ目は、階段がなくバリアフリーに優しいことです。
階段でのつまずきや転倒はよく起こりがちですが、平屋ではそれらの心配をする必要はありません。
小さな子供や高齢者に優しいバリアフリーの住まいとなります。

□平屋のデメリットとは?

沢山のメリットがある平屋ですが、その反対にデメリットもいくつかあります。

延床面積の広い家を建てる場合、2階建てよりも広い敷地が必要です。
土地には建築基準法があり、用途地域が決められています。
用途地域によって、敷地に対しての家の広さが、建ぺい率で表されています。
建ぺい率が50%の場合、平屋は土地の半分までしか建てられないので注意が必要です。

そして、建物の坪単価が高くなる可能性があることもデメリットの1つです。
平屋の場合、屋根と基礎の面積が2階建ての倍になるため、その分の工事費が上がり坪単価が高くなるケースがあります。

また、屋根と基礎の工事は、平屋の方が高くなる傾向にあります。
平屋の工事の場合は大きな足場が不要で、2階のトイレや洗面台などの設備が必要ないため、その分の費用は抑えられますが、坪単価だと2階建てより高くなるケースが多いです。

□まとめ

このように平屋には、メリットとデメリットの両方が存在します。
平屋の文化が残る日本ならではの、素敵な1階建てに住んでみるのも良いでしょう。
平屋を検討される方は、ぜひ一度当社までお問い合わせ下さい。

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