木の家の良さとは!注意したいポイントもご紹介!
木の家は、一昔前に比べると少なくなりましたが、現在でも高い人気があります。
「木材特有の香りが好き」
「木材のあたたかみが感じられる空間をつくりたい」
本記事をご覧の方の中には、このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、木の家の良さと木の家を建てるときの注意点をご紹介します。
□木の家の良さをご紹介!
木の家の良さは4つあります。
1つ目は、建築費用を抑えられる点です。
木の家は、材料費の面から、鉄筋住宅(RC構造・SRC構造)に比べて、建築費用が安い傾向にあります。
使用する木材のブランドによっては価格が高くなりますが、一般的には鉄筋住宅に比べ坪単価で10万円~30万円程度費用が安くなると言われています。
2つ目は、自由度が高い点です。
木の家は、木造軸組工法によって、空間設計の自由度が高いメリットがあります。
木造軸組工法とは、在来工法とも呼ばれ、古くから日本で使われている建築工法です。
3つ目は、断熱性・吸湿性・放湿性が高い点です。
木材は、鉄やコンクリートに比べて熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。
鉄筋住宅でも断熱材があれば、断熱性は高められますが、その分コストは上乗せされてしまいます。
また、木材は調湿効果が優れており、吸湿・放湿によって室内空間の湿度を調整してくれます。
そのため、室内空間の快適性はもちろん、ダニやカビの予防にも高い効果があります。
4つ目は、健康に良い点です。
鉄骨住宅の場合、壁紙やカーペットなどに使われている化学物質やホコリによって、シックハウス症候群やアレルギーを引き起こす可能性があります。
上述しましたが、木の家は調湿効果があり、ダニやカビの繁殖を防止するため、身体的な悪影響を及ぼしません。
□木の家を建てるときに注意したいポイントとは?
木の家を建てるときに注意したいポイントは2つあります。
1つ目は、変形があることです。
湿気を吸ったり放出したりするときに、木材は膨らんだり縮んだりします。
膨張収縮の影響で木材に割れが入ったり反ったりする可能性があります。
2つ目は、木は燃えやすいという誤解があることです。
実は、木が燃えやすいとは、一概には言えないのです。
木材は、燃えても表面にできた炭化層が空気を止めるので、内部までは燃えません。
特に住宅に使われる木材は、大きくて太く、着火したとしても表面がゆっくり燃えるだけなので、木の家でも耐火性能の高い家を建てることは可能です。
□まとめ
本記事では、木の家の良さと木の家を建てるときの注意点をご紹介しました。
木の家には、多くのメリットがありましたね。
注文住宅をお考えの方で疑問点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。