注文住宅をお考えの方へ!木造住宅の湿気対策をご紹介!
室内がジメジメしていると不快に感じますよね。
室内に湿気がたまりやすいと、不快感があるのはもちろん、住宅にも様々な悪影響を及ぼします。
今回は、木造住宅において湿気がたまる原因と湿気対策のポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□木造住宅に湿気がたまる原因をご紹介!
木造住宅に湿気がたまる原因は大きく5つあります。
1つずつ解説するので、参考にしてみてくださいね。
1つ目は、雨水の浸入です。
屋根や壁のヒビなどから雨水が浸入することで、雨漏りが発生してしまいます。
最近の住宅は、一昔前の住宅より造りが良くなっていることもあり、目に見えて分かるような雨漏りは少なくなりました。
しかし、気がつかないうちに雨水が浸入して、構造部材が傷んでしまうこともあるので、注意が必要です。
2つ目は、室内から浸入する水分です。
台所や浴室、洗面所などで使う生活水が木材を濡らしたり、ひび割れが起こった目地から浸入したりして、室内が多湿になることがあります。
3つ目は、地盤から上がってくる「湿気」です。
当然ですが、地面には少なからず水分が含まれています。
地表の水分が水蒸気となって床下部材へと上昇し、床材の腐朽の原因となる可能性があります。
4つ目は、生活空間から発生する湿気です。
人の汗や室内干しによって発生する水蒸気も侮れません。
人は1日に500~1500mLの汗をかくと言われています。
換気をこまめに行う、晴れている日は外で洗濯物や布団を干すといった工夫をして、室内空間に湿気がたまらないようにしましょう。
5つ目は、家の外から浸入してくる湿気です。
床下換気口は、本来、床下の風通しを良くし湿気を外部へと排出する役割があります。
しかし、逆にここから湿気が侵入してしまうケースがあります。
換気口から外気に含まれる湿気が浸入してしまうことで、床下空間に湿気がたまり、床下部材の腐朽に繋がります。
□木造住宅における湿気対策のポイントをご紹介!
新築住宅の湿気対策のポイントは3つあります。
1つ目は、ベタ基礎で地面の湿気をシャットアウトすることです。
ベタ基礎は、新築住宅の床面全体をコンクリートで固める工法のことです。
コンクリートで地面を覆うため、地表から上がってくる湿気をシャットアウトし、床材の腐朽やシロアリ被害を防止できます。
2つ目は、高気密と換気システムです。
室内の空気を隅々まで効率よく入れ替えるには、隙間のない高気密と換気システムが欠かせません。
3つ目は、断熱性を高くすることです。
断熱材を十分に施工したり、断熱性の高い窓ガラスやサッシを使ったりすることで、結露を防止できます。
□まとめ
本記事では、木造住宅において湿気がたまる原因と湿気対策のポイントをご紹介しました。
本記事が、新築木造住宅の建設をお考えの方の参考になれば幸いです。
注文住宅をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。