長持ちする家をつくるために押さえておきたいポイントを紹介します!
家をつくるなら、長持ちする家にしたいですよね。
2009年に制定された法律でも、「いいものを長く大切に使うべきだ」ということが提言されました。
そこで、この記事では長持ちする家にするためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□長持ちする家をつくるためのチェックポイントとは?
長持ちする家をつくるためのチェックポイントは、長期優良住宅の認定基準を目安にすると良いです。
それには9つの項目が含まれます。
以下で代表的なものを紹介するので、ぜひお役立てください。
1つ目は劣化対策についてです。
認定基準の概要には、数世代に渡って住宅の構造躯体が使用できることが必要であると記載されています。
そのため、柱や梁などの住宅を支える主要な部分は、100年程度使い続けられるようにつくることが大切です。
2つ目は維持管理や更新の容易性です。
1つの家に長く住み続ける場合は、定期的に点検や改修などのメンテナンスが必要です。
そのメンテナンスのしやすさは、維持管理や更新が容易かどうかで変わります。
3つ目は耐震性です。
日本は地震大国と言われるほど、地震がよく起きる国です。
そのため、耐震性を持つ家づくりが求められます。
□長持ちする家づくりの秘訣とは?
日本で長持ちする家をつくるには、日本の無垢の木や日本の風土に合う木材を使用するのがおすすめです。
以下でその理由を詳しく解説します。
最近では、安い外国産木材の輸入が増え、日本は木材の輸入大国になっています。
外国産木材の中には素晴らしい木もありますが、外国で育った木は日本の風土に合わず、割れや反りが起こりやすいとされています。
それは、日本の湿度の影響を受けるからです。
一方、日本で育った木は長持ちしやすいとされており、その理由は風土に適応しているからだと考えられています。
日本の木の中でも、万能性という観点から見るとヒノキが建材に最も適しています。
ヒノキは見た目や香りが良いだけでなく、耐久性にも優れています。
また、スギの木も長さと耐久性などの観点から見ておすすめです。
他には、ヒバの木も適しているとされています。
ヒバは虫に強く、特にシロアリに対して強い特徴があります。
腐りにくく、水に強いという特徴も持つため、土台材としての人気が高いです。
□まとめ
今回は、長持ちする家にするためのポイントについて紹介しました。
長持ちする家にするためのチェックポイントは、長期優良住宅の認定基準を目安にするのがおすすめです。
また、日本の風土に合った建材を用いることも大切なポイントです。
注文住宅をつくる際にこの記事が参考になれば幸いです。