あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます
本日から2021年の本格的な仕事始めとなります
本来は昨日の6日が仕事始めの予定でしたが
大雪の為に朝から一日中除雪作業に追われてしまいました
仕事になりませんでしたので本日仕切り直しといたします
昨年末からの大雪で岩見沢市と新篠津村が頻繁に報道されておりますが
実は月形も大変な積雪量なのです
ちなみに1月7日の積雪量と降雪量の比較ですが
月形町 積雪量160cm総降雪量637cm(月形町HPより)
岩見沢市 積雪量145cm総降雪量535cm(岩見沢市HPより)
新篠津村 積雪量154cm総降雪量は不明(気象庁HPより)
やっぱり月形の方が多いんですよね・・・
岩見沢と違って田舎なので雪が沢山降っても話題にならないのです(笑)
今シーズンは毎日の様に除雪をしているので体が痛いですね
日頃の運動不足がたたっているのでしょう・・・
雪の多い地域に家を建てる場合には雪の処理についても
きちんと検討しておかなければ大変な事になります
住宅街で敷地が狭い場合は落雪させるスペースの確保が難しいので
無落雪屋根を採用する場合が多くなります
しかし無落雪だから雪下ろしをしなくても良いとは限りません
積雪に耐える設計はされていますが雪庇(せっぴ)が大きくなって
気温が高くなった時に雪庇が落ちて建物を損傷させたりする事もありますよね
雪の重さは1立方メートルで新雪の場合50~150kg
しまり雪で250~500kgにもなります
屋根にしまり雪が1mも載っていると
屋根の面積を仮に20坪(66㎡)とした場合は
なんと!66㎡×200kg(仮の数値)=13.500kg
13トン以上にもなります!
トヨタのプリウスが1350kgくらいなので
屋根の上にプリウスが10台も載っていると想像すると・・・
家が壊れる!となりますよね(笑)
もちろん耐える様に設計された住宅なので大丈夫なのですが
長年の積雪による疲労が溜まると歪み等も出てきますし
耐えられなくなって部分的に損傷してしまう事もあります
一番怖いのが雪が沢山載っている時に大きな地震が来た場合です
頭が重たくなっている時に揺れるとより大きな負担が掛かりますので
倒壊の可能性が高くなりますね(耐震性能や制震対策の有無等にもよりますが)
ある程度は大丈夫ですが長い目で見ても屋根の雪は少ない方が良いでしょうね
ただし高い所での作業になりますので無理はせずに
業者さんに依頼する事をおすすめします
ちなみに私の自宅も車庫も落雪させる勾配屋根なのですが
今年の降雪量と寒さで屋根の雪が落ちません・・・
落雪に巻き込まれない様に気を付ける日々が続きます(汗)
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします
皆様にとって良い一年となる事をお祈り申し上げます