計画的な換気が大切です

10月に入り少しずつ寒くなって来ましたね


温かい日中は窓を開ける等で換気も出来ますが


気温が下がって来たら窓を開放する事も無くなりますよね


そこで気を付けたい事がどの様に換気をするか?となります


新築の場合は24時間換気が義務化されておりますので


電源を切らない限りは換気はしっかりされていると思います


しかし、換気システムはメンテナンスが重要となるのです


せっかく換気システムが入っているのに全く機能していない事もあります


これは非常に危険です!


メンテナンス不足による換気量不足や電源が入っていない事で


室内環境が悪化します


良好な室内環境を保つためには室内の空気が


1時間に0.5回換気される事とされています


もう少し簡単に言い換えると


2時間で室内の空気が入れ換わる様に設計されています


電源を切っていたり給気排気口のフィルターが汚れたままであったり


ダクト内部が埃で詰まってしまっていたりすると


かえって室内環境を汚染する原因になってしまうのです


危険なのはメンテナンスされていないダクト内部から


ホコリやカビが室内に放出されている事もあるのです


なぜこの様な事が起きるのか?


それは換気システムを設置している作り手側に問題があると考えます


作り手とは住宅を建てる工務店、ハウスメーカー、個人大工さん、etc・・・です


国が定めた基準を守ることしか考えていない事と


お客様に高性能な製品であるというアピールしかしていない事と


入居後のメンテナンスの重要性を説明していない事だと思います


給気口、排気口の汚れは定期的に清掃が必要となります


特にフィルターが内蔵されている商品では


フィルターに着いた汚れが換気量不足の原因となっています


掃除機で吸ったり洗えるフィルターは洗ってから乾燥させる事


色々と手間がかかるのでお客様は面倒になってしまい


結局は1~2年間何もしていない・・・


この様な状態が多く見受けられます


皆さんお仕事等でお忙しい事はよく理解できるのですが


健康な体があってこそ働けるのです


なぜこれほど大切は事を気にしなくなるのか?


それは小さなハウスダストやカビは見えないからです


見えないので気にしなくなるのです


換気システムには第1種換気、第2種換気、第3種換気に分かれています


第1種換気とは室内の空気と屋外の空気の熱を本体の熱交換素子で交換するのです


例えば熱交換効率90%となると室内の温度が20度で外気温0度場合には


約18度の温度で屋外の新鮮な空気を取り入れる事が出来ます


0度の冷たい外気が直接室内に入る第3種換気よりは効率が良いですね


しかし良い事ばかりではありません


メンテナンスを怠ったり施工が悪いと配管内部でカビが発生したり


換気量が不足して冬にはサッシが結露だらけになってしまい


弊社ではダクト内部のメンテナンスに不安を感じたので


ドイツ製のダクトレス換気システムも採用しております


ダクトレス換気システムのメリットとして


ダクトが無いのでお客様が直接目視できる事と


メンテナンス性に優れている事があります


リモコンが常に見える場所にあるので


換気システムの状態を把握しやすいのです


そしてフィルターの清掃も定期的にお知らせする機能があります


お客様はお知らせのサインが出たらフィルターの清掃をしてください


このシンプルなシステムがお客様を守ってくれるのです


しかしデメリットもあります


壁に直接本体が取り付けてあるので室内で僅かにモーター音がします


フィルターの交換に費用がかかります(32坪程度であれば6セットで約7000円)


しかしメンテナンス費用を節約して室内環境を悪くする事の方が大変危険です


北海道の家は高気密高断熱が当たり前なので換気をしていないと


汚染された密閉空間に閉じ込められているのと同じ事になってしまいます


弊社では見えない所が大切であると考えております


見えない空気の質が住んでいるお客様の健康を守るのです


お客様に最適な提案をさせていただきます


ぜひご相談ください

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